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腐食した鋼製排水管(エルボ管)の効率的な応急補修技術を開発しました

2024.03.01

首都高速道路㈱、首都高技術㈱、光海陸産業㈱の3社は、鋼製エルボ管の腐食損傷に対し、高架上からの応急補修を可能にする「インサートノズル」を開発しました。

 

製品特徴

■首都高速道路 附属施設物設計施工要領 第1編【排水施設編】で標準の応急補修材料として採用されています。

■排水桝に挿入し、定着部を排水桝の底に固定させることにより、鋼管エルボの穴からの水漏れを防ぎます。

■先端は挿入しやすいよう加工してあります。

■定着部と排水桝は、強力なネオジム磁石で固定するので何度も利用できます。

 

本製品は土木学会より「インフラメンテナンスチャレンジ賞」を受賞いたしました。

【プロジェクト名】

腐食した鋼製排水管(エルボ管)の効率的な応急補修技術の開発および実装

【受賞理由】

■鋼製エルボ管の腐食損傷に対して高架上からの応急補修を可能にする「インサートノズル」を開発。

■開発にあたっては止水性だけでなく施工性に関する実作業員の意見を踏まえて構造検討を実施した。

■本技術により第三者被害の可能性を減少させ、道路管理者や施工者の負担軽減にも貢献。 

 

*土木学会インフラメンテナンス総合委員会HPより抜粋

■インフラメンテナンスチャレンジ賞の選考対象および範囲

インフラメンテナンスチャレンジ賞は、「点検・診断、設計、施工・マネジメント等の個別または組合せ技術を駆使し、地域のインフラメンテナンスに寄与した取り組み」および「創意工夫によりインフラメンテナンスに対する管理者、市民等ステークホルダーの意識の向上が認められた取り組み(市民協働、人材育成等を含む)」を表彰するものです

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