建築物の点検は、接近目視や点検機器で建築物の損傷等の状況を定期的に把握する点検です。建築物の耐震性・安全性・適法性等の判断を行うため、打診及び指触等による点検の他、建築物の使用状況の確認及び計測を行っています。
料金所施設では、高所作業車による接近点検等を行い、お客様及び第三者被害を防止するため、常に良好な状態を保つため点検を行っています。
料金所柱脚のアンカーボルトはテストハンマーによるたたき点検を行い、ボルトの破断等については超音波探傷機器を用いて確認を行っています。
料金所収受ブースの床下等は目視確認が困難なため、ビデオスコープを用いて点検を行っています。
パーキングエリア施設は、多数の一般のお客様が利用する施設であるため、施設内の環境や利便性の他、お客様の被害につながる損傷等に対する点検を行っています。
お客様が利用するパーキングエリア内のトイレ施設は触診による点検を入念に行っています。
パーキングエリア外構点検では、フェンス取付ボルトのゆるみ、植栽、駐車場排水桝の詰り等の確認を行っています。
首都高速道路を維持管理する建物施設は、換気所、受変電所、排水ポンプ所、凍結防止材倉庫等といった多岐にわたる用途があります。これらの施設は接近目視を基本とし、必要に応じて触診や打音等の非破壊検査等を併用して点検を行っています。
第三者被害が想定される外壁等はゴンドラ足場を利用してテストハンマーによるたたき点検を行い、タイルの浮きやひび割れ等の確認を行っています。