点検訓練室

点検品質の確保、点検技術の継承そして点検技術のさらなる向上を目的とし、確実かつ高度な点検を実施していくため「構造物点検技術訓練室」を設立しました。
訓練室での研修により、点検技能の向上を図るとともに、構造物全体の健全性を適切に診断できる点検技術者の養成を行っています。

講習内容

①点検技術および点検技法
  • 高所作業車を用いた接近点検実技講習
  • 首都高速道路構造物等点検要領および損傷事例等の講習
  • 非破壊検査技術(打音検査技術、磁粉探傷試験等)及び点検新技術(簡易型高所点検用軽量ポールカメラ等)の実技講習
②損傷の発見および評価に必要な知識
  • 損傷事例研究等による点検診断技術の講習
  • 橋梁工学、構造力学、土木材料学、建築構造学等の講習
③安全教育
  • 新規入場者教育
  • 酸素欠乏・硫化水素危険作業にかかる特別教育
④資格取得支援
  • 診断士資格試験対策(コンクリートコース、鋼構造コース)

屋内施設

実物の損傷見本や、各種点検機器を備え、大人数での研修や実習が可能です。
  • 損傷見本(実構造物)
  • 各種点検器機
  • 研修室
  • 実習室

屋外訓練

実際の構造物や、作業車を利用した講習を行います。
  • 高所作業車を用いた講習   
  • 実構造物を用いた講習