• TOP
  • 更新情報一覧
  • コンクリートのひび割れをデジタル画像から自動検出する技術を開発しました。

コンクリートのひび割れをデジタル画像から自動検出する技術を開発しました。

2017.08.03

 首都高技術株式会社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人東北大学と共同で、コンクリート表面を撮影したデジタル画像から自動でひび割れを検出する技術を開発しました。

 今回開発した技術は、コンクリートひび割れの特徴を機械学習し、ひび割れを自動検出する技術で、技量に左右されることなく、客観的な結果を得られることができます。これにより、ひび割れ損傷図などの作業が効率化され、見落としの少ない点検の補助が可能となり、熟練点検員の確保が難しい地方をはじめ、今後急増すると予測される全国の点検作業での活用が期待されます。

 本技術は、2018年度末までに、ひび割れの図化(CAD)、撮影画像のパノラマ合成、モニタリングシステムを実装し、実用化を目指しております。

 また、本日から2018年度末(予定)まで、ひび割れ検出Webサービスを無料で公開します。

 ひび割れ検出Webサービス:https://concrete.mihari.info

 今回の研究開発は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から委託を受け実施しているものです。

 ○ プロジェクト名「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」

 ○ 研究テーマ名「道路構造物ひび割れモニタリングシステムの研究開発」

一覧に戻る